2005年度(平成17年)
村田エフェンディ滞土録
町中に響くエザン(祈り)。軽羅をまとう美しい婦人の群れ。異国の若者たちが囲む食卓での語らい。虚をつく鸚鵡の叫び。古代への夢と憧れ。羅馬硝子を掘り当てた高ぶり。守り神同士の勢力争い―スタンブールでの村田の日々は、懐かしくも甘美な青春の光であった。共に過ごした友の、国と国とが戦いを始める、その時までは…。百年前の日本人留学生村田君の土耳古滞在記。(「BOOK」データベースより)
表紙 | 作品名(PR) |
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(梨木香歩/著、角川書店) |
天国の五人
83歳のエディは一瞬の事故であっけなく死んだ。妻に先立たれ、子供もいない。仕事も希望どおりではなかった。彼の人生はなんの意味もなかったのか…。しかし、その死は本当のおわりではなかった。この物語はおわりから始まる。彼を天国で待っていた五人の人物とは?エディが最後にたどりついたものは。(「BOOK」データベースより)
表紙 | 作品名(PR) |
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(ミッチ・アルボム/著、小田島則子/訳、小田島恒志/訳、日本放送出版協会) |
アフガニスタンに住む彼女からあなたへ―望まれる国際協力の形
世界で一番難民の多い国に開設した診療所での奮闘の日々―。(「BOOK」データベースより)
数年前、イランのアフガン難民キャンプで出会った少女が、故国の病院で働いていた。奇跡の再会をはたした医師が、彼女との医療援助活動を通して、国際協力の真の意味を問いかける。(「MARC」データベースより)
表紙 | 作品名(PR) |
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(山本敏晴/著、白水社) |