原稿に表紙をつける
公募原稿には表紙をつけるのが一般的です。もし、応募規定で表紙の書式が定められていれば、それに従ってください。特に指定がなければ、まず、作品のタイトルと氏名を記入します。ペンネームのある方は、氏名の横に併記しておきましょう。
次に、応募規定で求められている著者情報を簡潔に記入します。例えば、著者の住所や電話番号、年齢、性別、職業、略歴、受賞歴、400字詰原稿用紙換算枚数などがそれにあたります。こうした内容を別紙に書くように指定されていれば、それに従ってください。
尚、応募規定で求められていないことを記入する必要はありません。余計な宣伝等も不要です。こうしたことを書くと、かえって印象を悪くすることがありますのでご注意下さい。
表紙のレイアウト
表紙のレイアウトは特に決まっているわけではありませんが、一般的には、次のように書くことが多いようです。まず、作品のタイトルと氏名だけを記入した表紙を作成するのであれば、用紙の中央に大き目のサイズで作品のタイトルを書き、その左横下に氏名を書きます。
一方、表紙に応募規定で指定された内容も盛り込むのであれば、作品のタイトルと氏名を前よりに書き、続けて住所や電話番号等を記入します。(下図参照)
記入上の注意点
略歴では、生年月日や出身地、最終学歴などを簡潔に記入します。受賞歴を記入する項目がなければ、略歴に受賞歴を含めてもかまいません。ただしその際、落選歴や1、2次選考通過といった内容まで書く必要はありません。あくまで、入賞歴に絞ったほうがいいでしょう。