2026年度―中学校(中学1~3年生)の課題図書

中学校の課題図書

―PR―

2026年度(令和8年)課題図書

君の火がゆらめいている

◆主な内容
小学六年生の葉澄は、発達障害のある双子の姉・菜々実の通院や学校送迎を日常的に手伝っている。菜々実にも、両親にも笑っていてほしい気持ちは確かにある。けれど、友達と遊びたい日も、ひとりでいたい時も、お母さんと一緒にいたい時も、菜々実の都合が最優先になる。何かを諦めるたび、仕方ないと思う反面、胸の奥にモヤモヤがたまっていく。

そんな中、障害がある子のきょうだいが集まった「きょうだい会」に参加することになった葉澄は、同世代の恵太と出会う。からりとした性格の恵太と仲良くなる葉澄。恵太にも障害がある弟がおり、明るい言葉の裏には、複雑な感情がにじんでいた。

葉澄は「きょうだい会」での交流や、かつて仲違いした友達とのやり取りを通じて、自分の未来について考え始める。障害のあるきょうだいのために生きるのが「みんなにとって」幸せなのだろうか、それとも──?

きょうだいだから愛している。愛しているから、見捨てられない。
きょうだい児が抱える葛藤をまっすぐ描き切った、渾身の力作!

監修:藤木和子(出版社内容紹介より)

対象 作品名(著者、出版社)
中学校
1~3年生

君の火がゆらめいている
(落合由佳/作、講談社)


チーム・テスならだいじょうぶ

中2で転校してきたテスは、友だち作りが少し苦手。得意の手作りお菓子を分けて親しくなる作戦で友だちを作ることに成功する。ハイレベルな焼き菓子作りコンテストに出場するテスを応援する「チーム・テス」が結成され盛り上がるが、テス自身はひんぱんに襲ってくる腹部の激痛に耐えられなくなってきていた。

ベストセラー作家で、ニューベリー賞オナー賞を受賞した『Hattie Big Sky』(邦題『ハティのはてしない空』)の著者カービー・ラーソンが、娘でデビュー作家のクイン・ワイアットと、クローン病とともに生きるとはどういうことかを探った、感動的でユーモアあふれるみずみずしい青春ストーリーです。クイン・ワイアット自身の個人的な経験にインスパイアされたこの物語は、心を支えてくれるチーム・テスとの友情や、体を支えてくれる医療チームへの信頼を描き、他者の助けを借りることの重要性を伝えます。クローン病は完治させる方法が見つかっていない難病ですが、クイン・ワイアットが巻末に記すように「クローン病は、わたしのできることを制限することはあっても、それでわたしという存在のすべてが決まるわけではない」のです。(出版社内容紹介より)

対象 作品名(著者、出版社)
中学校
1~3年生

チーム・テスならだいじょうぶ
(カービー・ラーソン&クイン・ワイアット/作、杉田七重/訳、鈴木出版)


リュウグウの砂に挑む チームで小惑星のサンプルを分析

生命のもとになる水や有機物は、どこから、どうやって地球に運ばれてきたのだろう? 小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星リュウグウから砂を持って地球に帰ってきました。水や有機物は小惑星や彗星が地球に運んできたという、仮説のひとつを解く大チャンスです。
「ぜったいに結果を出してみせる!」
いろいろな大学や研究所から、さまざまな分野の研究者が集まって、貴重な砂の分析がはじまりました。そして最強チームが見つけたのは。〝生命のゆりかご〟だったのです。(出版社内容紹介より)

対象 作品名(著者、出版社)
中学校
1~3年生

リュウグウの砂に挑む チームで小惑星のサンプルを分析
(伊藤元雄/著、くもん出版)