2009年度―中学校(中学1~3年生)の課題図書

中学校の課題図書

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2009年度(平成21年)課題図書

8分音符のプレリュード (Y.A.Books)

その少女の奏でのピアノはきっと孤高の極みで、その透明感のある澄んだ音楽を世界に響かせていたにちがいない。天才ピアニスト透子とふつうに暮らしていたふつうの女の子果南の物語。(「BOOK」データベースより)

対象 作品名(著者、出版社)
中学校
1~3年生

8分音符のプレリュード
(松本祐子/作、小峰書店)            

 

時間をまきもどせ!

ブラム・ストーカー賞受賞

ギブはある日、森で出会った不思議な老人に、失敗を取り消すことができるという機械“パワー・オブ・アン”を手渡された。なぜぼくに?それに、この機械は本物なのかな?その夜は、親友と移動遊園地に行くことになっていた。ずっと楽しみにしていたのに、妹のロキシーも連れていくようにいわれ、ギブはおもしろくない。ところが、移動遊園地でギブが目をはなしたすきに、ロキシーは野良犬を追いかけて車道にとびだし、トラックにひかれてしまった!命はとりとめたものの、ロキシーは二度と意識をとりもどすことはないという…。あの“パワー・オブ・アン”を使えば、ロキシーの事故をくいとめることができるかもしれない…ギブは親友とともに、時間の謎に挑む!妹を救うべく奔走する少年の気持ちが胸に迫る、家族愛、友情、時間の不思議を巧みに描いたスリリングな物語。ブラム・ストーカー賞(児童文学部門)受賞作。(「BOOK」データベースより)

対象 作品名(著者、出版社)
中学校
1~3年生

時間をまきもどせ!
(N・エチメンディ/作、吉上恭太/訳、杉田比呂美/絵、徳間書店)

 

月のえくぼ(クレーター)を見た男 麻田剛立 (くもんの児童文学)

「これがいつも見ていた月の表面か…?」反射望遠鏡の先に見えた月の地表面の光景に、剛立は言葉を失った。剛立がクレーターのようすをスケッチした図は、日本最古の月面観測図となった。江戸時代、幼少年期から日月食や天体の観測をつづけた剛立は、独学でケプラーの第三法則をも見つけていた。大坂(大阪)に天文塾“先事館”を開き、日本の近代天文学の礎となった麻田剛立の生涯を彼の生きた時代と支えた人びととのつながりの中で描く。(「BOOK」データベースより)

対象 作品名(著者、出版社)
中学校
1~3年生

月のえくぼ(クレーター)を見た男 麻田剛立
(鹿毛敏夫/著、関屋敏隆/画、くもん出版)